保湿の注意点

化粧水だけでは保湿は不十分

ローションだけでは肌のバリア機能が働いて潤いません。
ローションの成分は大部分が水。
その水は角層のバリア機能に阻まれて肌の奥まで入ってゆきません。
浸透するにしても、角層表面の2〜3層程度までしか届かないのです。

 

これでは、すぐに水分が蒸散してしまい、潤いをキープすることができません。
ローションマスクなどを工夫して潤いを与えようとする方もいますが
まだまだ不十分な場合があります。

 

ローションでのお手入れ後しっとりするのは一時的

 

ローションでお手入れするとしっとりと感じますよね。
でも、唇が乾燥しているときに舌でなめると一瞬潤いを感じるのとあまり変わりません。
唇ってすぐに渇きますよね?
それは、水分が蒸発するときに肌の水分まで奪ってしまうからです。
ローションは多くの水分を含み、つけた直後はしっとりしますが、
すぐに蒸発してしまいます・・・
そして、肌本来の水分まで奪ってしまうので乾燥するのです。

 

 

『化粧水(水分)の後には乳液(油分)で蓋をしてお手入れ』は本当か?

化粧水の後、乳液で油分を塗って蓋をしても、セラミドやヒアルロン酸などの
水分保持能力のある成分が少なければ肌は乾燥してしまいます。
注意点としては、水分保持能力のない油分を塗っても、その隙間から
水分は蒸発してしまうのです。

 

乳液の成分は水分が約50〜70%・油分は約10〜20%でつくられています。
そもそも、水分のほうが多いので水分の蒸発を防ぐには物足りません。

 

お勧めは『セラミド』や水分をキープできる保水成分の入った乳液。
このような乳液ならば水分を掴んで離さないので十分な保湿が期待されます。

 

 

『セラミド配合の美容液』ではどうでしょう?

 

セラミドは水溶性の成分ではないので化粧水には配合が難しいものです。
なので、ある程度油分が含んでいる美容液や乳液に配合されています。
セラミド配合の美容液には十分効果が期待されますが、
『乳液には肌を柔らかく・なめらかにする効果』があるので出来れば
上手に組み合わせて使うのがお勧めです。

 

 

『オイリー肌』や『大人ニキビ肌』にも保湿は欠かせません

 

『オイリー肌』や『大人ニキビ肌』の方は『油分は必要ない』と思っている方も多いと思います。
しかし保湿をしないと水分まで不足してしまいます。
水分不足の肌は、逆にテカリが目立ってしまい、
さらに角質のバリア機能が低下して、大人ニキビなどの
肌トラブルが多発する結果になります。

 

 

洗顔料に配合された『保湿成分』とは

 

洗顔料に配合された『保湿成分』は洗い流すのであまり意味のないものです。
市販の洗顔料には、『さっぱりタイプ』とか『しっとりタイプ』のように洗い上がりを
選べる洗顔料があります。

 

『しっとりタイプ』には油分が多く配合されているので、すすぎ流した後、
肌に油分が残りしっとりと感じることができます。
しかし、油分が残ると毛穴が詰まったり、後に使う化粧品の浸透を邪魔したりすることもあります。

 

洗顔は、しっかり洗い上げ、汚れを落とすことに徹したものを選びましょう。